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「死ぬくらいなら会社辞めればができない理由」、ブラックな日々の救い

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こんにちは。shoです。前回まで、ブラックでの日々について書いてきましたが、今回はその日々をどうやって乗り越えていたのかについて書いていきます。

これが一番描きたかったことなのですが、ブラック当時の様々な記憶が蘇り、止まりませんでした、、笑

まずは、当時一番助けになった書籍。お守りがわりにいつも持ち歩き、精神安定剤のような役割を果たしていた本について紹介したいと思います。

目次

書籍「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由

このタイトル、知っている方も多いのではないかと思います。

著者の方はデザイナー時代に過労自殺しかけた経験を描いた漫画をTwitterなどに上げており、その内容をまとめたものが本書になります。

ブラックで疲弊していた当時、友人が読めと紹介してくれた本です。

この本には何度救われたかわかりません。

友人にも感謝しています。

内容としては

  • 著者の過労自殺しかけた体験談
  • 精神科医として漫画も手がけているゆうきゆう先生も監修した精神科医の意見も反映された内容
  • 鬱病になってしまう様子をとてもわかりやすく表現した漫画
  • 実際に会社でうつ病となってしまった方の体験談

などが漫画でわかりやすく描かれています。

発売は2017年ですが、当時

「まさに自分のことだ」、「涙が止まりません」

とTwitterでバズり、大きな反響を呼んだ本です。

タイトルがとても印象的ですが、内容を読んでいくとまさにこのタイトル通り。

人がどうやってうつ病などのメンタル疾患になって行くのか、うつ病になっている方の気持ちがどんな状態なのか、なぜ会社を辞めることができないのか。

それがとてもよくわかる内容となっています。

また、今辛い思いをしている人へ、著者の優しい言葉がいくつも載っており、著者自身も同じ経験をしたからこその救いある言葉でした。

中でも、僕がとても印象に残った点をいくつか紹介したいと思います。

心に刺さった言葉

  1. 「まだ大丈夫」なうちに判断しないと判断そのものができなくなる
  2. 「できない」と「頑張っていない」はイコールじゃない
  3. 自分に合った頑張り方を見つけるのは逃げることじゃない

「まだ大丈夫」だと思っていた

ブラックに勤めていた時、なぜすぐに辞めなかったのか。

辞めた後が不安、転職できるか心配など色々理由はありましたが、一番は

「まだ大丈夫」

と思っていたからです。

作者自身もブラック企業で働いていた時「まだ大丈夫」と思って辞めないでいたそうです。

その結果、深夜の駅でホームから電車に飛び込もうとしてしまうまで、追い詰められてしまいました。

この本では、「まだ大丈夫」な人が「もう無理」とならないように書いたそうです。

この言葉を見て、まさに自分のことだと思いました。

それでもなかなかやめられなかったんですけどね笑

「できない」のは頑張ってない訳じゃない

P上司と働いていた時は、毎日毎日怒られてない日はないんじゃないかというほど

怒られていました。

その結果、自分はなんてダメなんだと落ち込み、自分を責めていました。

そんな時救われたのがこの言葉です。

「できない」イコール「頑張ってない」訳じゃない

タイミングや環境のせいかもしれない、向き不向きや組織の問題であって個人の能力の問題ではないかもしれない。

仕事で怒られてばかりいると自分を責めたくなりますが、この言葉を思い出して冷静に原因を探ったり、改善策を考えたりするようにしていました。

前職では使えないと怒られていましたが、転職した今では怒られることもなく、順調に仕事ができています。

環境を変えるだけでこんなにも変わるのかと驚いています笑

自分に合った頑張り方を見つけるのは逃げじゃない

なかなかブラックを辞められなかった理由のもう一つは、

「辞めるのは逃げなんじゃないか?」

という思いでした。

うちの親は、

「辛いことから逃げるな、乗り越えた先に幸せがある」

という考えだったので、僕も心のどこかにそういう考えがありました。

しかし、この言葉のおかげで肩の力が抜け、逃げるのではなく、自分に合った頑張り方を見つけるだけ

だと思えるようになり、辞めるための行動を起こすことができました。

この本のおかげでなんとか日々耐え抜いた

当時は、ギリギリの状態でなんとか1週間を乗り切って、週末にカフェでこの本を読んで月曜からの仕事に臨むという日々を送っていました。

もはや精神安定剤のような役割を果たしていたと思います笑

この本を薦めてくれた友達には感謝しています。

そして作者の方にもお礼を言いたいです。

今、ブラック企業で苦しんでいる人がいたら、一度読んでみるともしかしたら助けになるかもしれません。

「世界は、本当はひろいんです」

少しでも助けになったらうれしいです。

おわり

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この記事を書いた人

新卒でブラック金融機関に就職し、苦手な営業職で心と体をすり減らす。30歳を目前にこのままではダメだと転職活動を開始。学生時代から志望していたホワイト企業の事務職への転職に成功した。サイドFIREという生き方を知り、平日の昼間にカフェでのんびりできる人生を目指して勉強中のアラサーです。

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