この記事はどうしても仕事に行きたくなくて辛いあなたに向けて書きました
- 「会社行きたくない、、」
- 「会社に行こうとすると吐き気がする」
- 「朝布団で起きた時からもう帰りたい」
朝出勤前にこんなことを考えたりしませんか?
僕もそうでした。
当時の自分や今まさに同じ気持ちのあなたに言いたいことがあります。
「とりあえず仕事休みましょう」
「会社に行きたくない」この気持ちは決して甘えなんかじゃありません。
あなたの辛い気持ちが少しでも楽になるようにこの記事を書きました。
気になる部分だけでも読んでもらえたら嬉しいです。
会社に行きたくないのは甘えじゃない

まず初めに、言いたいのは
「会社に行きたくないのは甘えじゃない」
ということです。
なぜならそれは自分の心と体が発しているSOSのサインだからです。
会社に行きたくないというと多くの人は
「甘えだ」 「仕事とはそういうものだ」 「みんなそれでも頑張って働いている」
といってきます。
でも大事なのはあなたが会社に行きたくないと思うほど辛いとかんじている
という事実です。
その気持ちを無視したまま頑張り続ければいずれどこかで限界を迎え
心と体が壊れてしまいます。
僕は転職する前、ハードな仕事内容、過剰なノルマ、上司のパワハラが続き
毎朝仕事に行く時、吐き気がしていました。
そんな日々を続けた結果、転職した今でも当時のことが蘇ってきて胃が痛くなった
り、月末が近づくと憂鬱になったりしています。(月末になるとノルマが足りなく
て詰められる)
僕は限界を超える前に転職できましたが、壊れてしまった同僚や先輩を何人も見てきました。
一度心や体が壊れてしまうと治るまでにとても長い時間とお金がかかる上に
完全に元に戻ることは難しいです。
そのリスクを考えれば会社に行きたくないという気持ちは甘えなんかじゃなく、
無視していいものではありません。
とりあえず休もう

どうしても会社に行きたくない時はとりあえず休みましょう。
辛い気持ちのまま出勤してもいい仕事はできません。
重要な会議や、締め切り間近の仕事がある時などは難しいかもしれませんが
そうでない時は休んでもいいんです。
(ていうかいつも休めないような会社はやばいので転職を検討しましょう)
何よりもあなたの心と体が大事です。
でも実際僕はできませんでした。
吐きそうでも、胃が捻じ切れそうでも這うように会社に行っていました。
でもそんな状態なので、ミスを連発し、仕事は進まず上司に怒られ余計に会社に
行きたくなくなるという負の連鎖を繰り返していました。
そんな時は無理矢理にでも休んで、一旦負の連鎖を断ち切りましょう。
そしてできた時間で
・なぜ自分は会社に行きたくないのか
・何が辛いのか
・これからどうしたいのか
などお風呂にでも入りながらボーッと考えましょう。
もちろん何も考えずにダラダラとしてもいいです。
とにかく一度心と体を休めましょう。
逃げていい

最近少しマシになってきましたが、日本には
「我慢が美徳」「逃げることは恥ずかしいこと」「石の上にも3年」
という考え方が今も根強く残っています。
それでも僕は
「逃げていい」
と思っています。
なぜなら逃げることは、ただ自分が楽に生きられる場所を求めることであり、誰に
攻められる理由はないからです。
例えば、魚が陸の上から水の中へ行こうとしても誰も魚を責めませんよね?
動物たちはみんな自分が生きていくのに適した環境を選んで生きています。
自分が辛い場所にいても逃げずに我慢しているのは人間だけです。
確かに、辛いことを逃げずに乗り越えた先に得るものもあると思います。
時には踏みとどまって戦うことも必要です。
でも乗り越えた先に、辛いことしか待っていないのであればその場所からは即逃げるべきだと
思います。
僕の好きな「西の魔女が死んだ」という本にこんな言葉があります。
自分が楽に生きられる場所を求めたからといって、後ろめたく思う必要はありませんよ。
サボテンは水の中に生える必要はないし、蓮の花は空中では咲かない。
シロクマがハワイより北極で生きる方を選んだからといって、誰がシロクマを責めますか。
「西の魔女が死んだ」/梨木香歩
この言葉は学校で仲間はずれにあい、不登校になってしまった主人公が
転校することに対して、逃げなんじゃないかと悩んでいた時に彼女のおばあちゃんがかけた言葉です。
当時ブラック企業で疲弊していた僕はこの言葉にとても救われました。
会社に行きたくない時は逃げていいんです。
それは自分が楽に生きられる場所を求めているだけだから。
会社に行きたくないときやること

これまで考え方を中心に書いてきましたが、
「そんなこと言ったって実際休めないし、どうしたらいいかわからないよ」
という人のために具体的な方法をお伝えします。
・有給をつかって1日休む
・休職する
・転職活動をする
・全部放り投げて辞める
有給をつかって1日休む
まずは休みましょう。先ほども言いましたが無理矢理出社してもいいことはありません。休みましょう。
何をしてもいいです。一日中ゴロゴロしててもいいし、どこか日帰りで出かけてもいいです。
とにかく自分のしたいことを思うままにやりましょう。
休職する
どうしても辛い、1日休んだくらいじゃ無理という方は休職しましょう。
どの会社にも休職制度を使えば1ヶ月から3ヶ月ほど休めるはずです。
その間給料は減給になるでしょうが、心身の健康の方が大事です。
人生の夏休みと思ってゆっくり休みましょう。
転職活動をする
できれば休職期間の間に転職活動を行いましょう。日本には400万社以上の会社があります。
それだけあれば自分に合う会社があると思いませんか❓
まずは転職サイトに登録するだけでもいいので少しずつ行動してみましょう。
↓無料で登録できて、今の自分がどれくらいの年収がもらえるか診断してくれます。
全部ぶん投げて辞める
もう休む連絡をする気力すらない、休職手続きとか転職活動とかもう無理という人は最終手段です。
全部ぶん投げてやめましょう。
もちろんこれは褒められることではありません。
周りには散々攻められいろんな人に迷惑をかけるでしょう。
でもそれでももう限界なんだというときは、全部放り投げて逃げちゃいましょう。
あなたの心身の方が大事です。
僕の前の会社でも突然会社に来なくなり引き継ぎもせずそのままやめた人が何人もいました。
残された僕たちは大変な思いをしましたが、、笑
それでも会社はなんとか回って行くものです。
ただ、退職手続きはきちんと行わないと色々あとで大変なことになります。
でももう会社に行きたくないし、そんなことをする余裕はないという人は
退職代行サービスをつかってみましょう。
退職代行サービス…なんらかの理由で会社を退職できない、退職を言い出せないという人の
代わりに会社への連絡や退職手続きを代行してくれるサービスのことです。
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会社に行きたくない時は一度立ち止まってみよう

会社に行きたくないという気持ちは
「このままだとやばいよ」と
自分の心と体が教えてくれているサインです。
一度立ち止まって考えてみましょう。
・自分は何が辛いのか
・このまま続けていくとどうなるのか
・どうしたら自分が楽になれるのか
・自分はどうしたいのか
こうしたことを考え、それを叶えるために具体的な行動していきましょう。
今できることを一つずつやっていきましょう。
あなたの心が少しでも楽になればうれしいです。
おわり