- やりたいことなんてない
- 志望理由はラクそうだから、給料高いから
- 志望理由に何書いたらいいかわからない
志望理由って難しいですよね。
本音を言えば、給料がいいから、休みが多いからラクそうだから。
そんな理由ばかり。
そこで、お金がそこそこ貰えてラクそうだからという志望理由で応募した筆者でも
転職に成功した志望理由の書き方をお伝えします。
- やりたいことがない人の志望理由の書き方
- それっぽい志望理由の作り方
- 面接での裏技志望理由
この記事を読めば、やりたいことがなくても志望理由がかけて、今よりもラクな仕事に転職できますよ!
【プロフィール】
- アラサー会社員
- 新卒でブラック金融機関に7年勤める
- 29歳で倍率60倍のホワイト企業に転職
- ブラック企業からの脱出について発信
志望理由を伝える目的とは
まずはじめに、志望理由を話す目的をお伝えします。
結論から言うと次の2点です
- 長く働けることの証明
- 自分と企業がマッチしていることの証明
ひとつずつ説明していきますね。
長く働けることの証明
1つ目の目的は、その企業で長く働けると証明するためです。
なぜなら、企業側は採用してもすぐ辞めてしまうんじゃないかと心配しているからです。
ご存知の方も多いと思いますが、人を採用するのにはとてもお金がかかります。
一般的に、1人採用するのに平均で約100万円単位の経費がかかると言われています。
それなのに、採用してすぐに辞められてしまっては困りますよね?
そのため、われわれ応募者はその企業で長く働き続けると採用担当者に証明しなければいけません。
自分と企業がマッチしていることの証明
2つ目に、自分と企業がマッチしていることを証明するためです。
先ほどの理由と重なりますが、その企業を応募している理由がわかるからです。
たとえば、筆者の場合は営業職から事務職への転職だったので、以下のようなことを伝えました。
- 地域に貢献できる公共性の高い仕事がしたい
- 営業職では収益優先になる
- 事務職では間接的でも地域のためになる仕事ができる
このように、自分のやりたいことと志望企業でできることがマッチしていると伝えましょう。
志望動機の構成
ここからは、志望動機の具体的な作り方について説明していきます。
まず、志望動機は次の3段構成を意識するとスムーズに作れます。
- 転職の軸
- 志望企業の魅力
- マッチング
順番に説明していきますね。
※この志望動機の作り方はサラリーマンYouTuberのサラタメさんの動画を参考にさせていただいています。
1 転職の軸
まずは、転職の軸をはっきりさせて伝えましょう。
なぜなら、転職理由や志望動機に一貫性ができるからです。
転職の軸とは、自分が転職活動で一番優先させたいことを指します。
たとえば、筆者の場合だと
- 地域に貢献できる公共性の高い仕事がしたい
このように転職においての軸をはっきりさせましょう。
2 志望企業の魅力
次に、志望企業の魅力を伝えましょう。
というのも、現職ではできないやりたいことが実現できると伝えるためです。
筆者の場合は以下のようなことを書きました。
現職は営業職のため利益を出すことを求められる
御社では、利益に関わらず、地域のために公共性の高い仕事ができることに魅力を感じた
ただの会社説明にならないように気をつけながら、志望企業の魅力を伝えましょう。
3 マッチング
最後に、自分の転職の軸と志望企業の魅力がマッチしていることを伝えましょう。
そうすることで、その企業を志望している説得力が増すからです。
これまでの例でいうと
- 転職の軸→地域に貢献できる公共性の高い仕事
- 志望企業の魅力→地域のために公共性の高い仕事ができる
このように、転職の軸と志望企業の魅力がマッチしていれば、志望理由の説得力を増すことができます。
【例文】実際の志望理由
説明だけでは具体的なイメージがつきづらいと思うので、筆者が実際に使っていた志望理由を紹介します。
先ほどの3つの構成は、次のようになっています。
- 転職の軸
→地域に貢献できる公共性の高い仕事がしたい
- 志望企業の魅力
→地域の財政、人々の医療に関われる公共性の高い業務を行っている
- マッチング
→人々に貢献できる公共性の高い業務ができる
この志望理由で倍率60倍の選考を突破できたので、説得力はあると思います。
よかったら参考にしてみてくださいね。
志望理由作成のポイント
次に、実際に志望理由を作成するときのポイントをお伝えします。
- 会社説明で終わらないこと
- 本音はオブラートに包むこと
- 面接では正直にぶっちゃけるのもあり(裏技)
順番に説明していきますね。
会社説明で終わらないこと
1つ目のポイントは、会社説明で終わらないことです。
志望企業について説明しているだけでは、なぜ志望しているのかがわからないからです。
企業側からしたら
「そんなこと言われなくても知ってるよ、、、」
と思ってしまいますよね。
志望企業の魅力を語るのはいいですが、それが自分の転職の軸とマッチしていることをしっかり伝えましょう。
本音はオブラートに包むこと
2つ目のポイントは、本音はオブラートに包むことです。
自分の気持ちをすべて正直に言ってしまうとあまりいいことはありません。
実際、転職する理由なんて立派なものじゃないですよね。
- 今の仕事よりラクそうだから
- 給料が良さそうだから
- 休みがいっぱいとれそうだから
こんな理由がほとんどだと思います。これをそのまま言ってしまうのはまずいですよね。
- 環境を整え、自分のベストなパフォーマンスを出したい
- 給料は自分の市場価値、妥協したくない
- 自分の時間を確保して自己成長に使いたい
このように、オブラートに包んで伝えましょう。
(裏技)面接では正直にぶっちゃけるのもあり
3つ目は、面接でのみ使える裏技ですが、正直に本音をぶっちゃけるのもアリです。
これは賭けになりますが、面接官も人なので、正直に伝えると好印象を持ってくれる場合があります。
実際筆者は、面接でぶっちゃけてみました笑
「条件がいいので御社を志望しました!」
「そんなこと言うのは君が初めてだよ笑」
面接官は若干引いていましたが笑ってくれ、その後の会話がなごやかになりました。
もちろん、その前に建前で作った志望理由も伝えましたし、「実家に仕送りをしないといけない」とフォローもしました。
面接官の人柄によるので、賭けになりますが、正直にぶっちゃけてみてもいいかもしれません。
本音と建前を使い分けて面接官に刺さる志望理由をつくろう
この記事では、やりたいことがなくても書ける意識低い系会社員の志望理由の作り方について説明してきました。
- 志望理由の目的
・長く働けることの証明
・自分と企業がマッチしていることの証明
- 志望理由の構成
・転職の軸
・志望企業の魅力
・マッチング
- 実際の志望理由(例文)
- 志望理由作成のポイント
・会社説明で終わらないこと
・本音はオブラートに包むこと
・面接では正直にぶっちゃけるのもあり(裏技)
ポイントは3つの構成をきちんと作ることです。
まずは、自分の転職の軸をはっきりさせることから始めてみましょう。
転職活動について書いた記事もあるのであわせてチェックしてみてください。