- 「営業がつらすぎる、、、」
- 「もうやめたい、逃げたい」
- 「でもやめても大丈夫かな」
- 「ラクな仕事でのんびり働きたいけど甘えかな」
- 「そんな都合のいい職なんてないし、自分には転職なんてできないよな」
こんな悩みがありませんか?
厳しいノルマ、パワハラ上司、理不尽な顧客、サービス残業、、、
営業職ってほんとうにつらいですよね。
筆者も、前職の金融機関で営業をやっていたので、身にしみてわかります。
そこで、営業がつらくてやめたいけどやめていいか不安な人に向けて、実際に営業職をやめてゆるく働いている筆者が、営業をやめて大丈夫な理由と具体的な方法を書きました。
- アラサー会社員
- 新卒でブラック金融機関に7年勤める
- 29歳で倍率60倍のホワイト企業に転職
- ブラック企業からの脱出について発信
【プロフィール】
- 営業がつらいならやめても大丈夫な理由
- 営業をやめるため、やめた後の具体的な戦略
この記事を読めば、つらい営業をやめて、苦しくない仕事でのんびり働くことができますよ!
営業がつらいと感じる理由
営業職はつらいというイメージはありますが、具体的にはどんなところが辛いのでしょうか。
実際に営業職として勤めていた筆者が思った理由は5つあります。
- ノルマがつらい
- そもそも人と話すのがつらい
- パワハラがつらい
- 社内、取引先との人間関係がつらい
- 接待がつらい
順番に見ていきましょう。
ノルマがつらい
営業と聞いて一番最初にイメージするのはノルマがきついことでしょう。
毎月ノルマが設定され、達成できないと上司に詰められます。
実際、筆者も営業時代は毎朝朝礼で詰められていました。
今日は数字が取れるまで帰ってくるなと言われ、暗くなってもひたすらお客さんの家へ訪問し続けたこともあります。
このように、常に数字のプレッシャーに追われているとつらいと思ってしまうのも仕方ありません。
そもそも人と話すのがつらい
2つ目の理由は、そもそも人と話すのがつらいことです。
営業はたくさんの取引先の人とコミュニケーションを取る仕事なので、人見知り・内向型の人はつらくなってしまいます。
筆者も人と話すのが苦手で、お客様の家に訪問すること自体が苦痛でした。
営業の基本であるコミュニケーションが苦手だと、とてもつらくなってしまうでしょう。
パワハラがつらい
3つ目は、パワハラがつらいことです。
営業という職種の特性上、数字をとるために上司は厳しく指導してしまう傾向があります。
筆者も、数字が取れずに毎朝朝礼でパワハラを受けていました。
「今日はノルマを達成するまで帰ってくるな」
と追い返されたことは何度もあります。
このように、営業という職種はパワハラが多くなりやすいです。
社内、取引先との人間関係がつらい
4つ目は、社内・取引先との人間関係が辛いことです。
営業は、先輩・上司・自社の事務員・取引先など全方面に気を遣わなければいけません。
たとえば
- 先輩や上司より早く出社し、会社の周りを掃除する
- 先輩が出社するまでに先輩の書類や仕事の準備をしておく
- 飲み会では先輩、上司のグラスを常に注視し、半分以下になったらすかさずお酒を注ぐ
- 事務員さんには感謝の気持ちを伝えるため、ときどき菓子折りをわたす
- 事務員さんの休憩時間を把握し、仕事の段取りをする(自分の休憩はなし)
- 取引先の社長の武勇伝を数時間聞いてひたすらヨイショする
- 取引先の飲食店は積極的に利用する(自腹)
などなど
例を挙げればキリがありません。
このように社内外全てに気を使わなければならないのでつらくなってしまいます。
接待がつらい
5つ目は、先ほどと重なる部分もありますが、接待が辛いことです。
営業は必ず取引先との会食があります。
その際は、お客様が気持ちよくなれるよう接待しなければなりません。
- 常にお酒を注ぎ続ける
- 全員からお酌してもらい、注がれたお酒は絶対に残さない
- カラオケでは、お客さん世代の曲を覚え盛り上げる
自分は食事をする暇もなく、ひたすら接待します。
その結果、筆者は次の日熱が出ました。
このようにお客様第一の接待がつらいです。
営業をやめても大丈夫な理由
ここまで、営業がつらい理由を書いてきました。
前職を思い出して書いていたらつらくなってきました、、、笑
そんな営業なんてやめても大丈夫な理由をお伝えします。
- 営業には向き不向きがある
- 向いてないと思ったらやめていい
- 営業じゃない仕事はある
- 心身を壊す可能性が高い
- いやいや働くのはお客さんに失礼
営業には向き不向きがある
営業には向き不向きがあります。
よく営業がつらくても、業界を変えたり、営業の種類を変えたら楽しくなったという話もあります。
しかし、それでも営業に向いていない人はいます。
実際筆者は、転職エージェントに「君は営業向いてないからやめた方がいい」と言われました。
このように営業は向き不向きがあります。
自分がどちらなのか見極めるには、転職エージェントに相談するのがおすすめです。
向いてないと思ったらやめていい
営業に向いてないと思ったらやめていいです。
自分は営業に向いてない、やめたいというと甘えだと言ってくる人がいるでしょう。
そんな人は無視していいです。
なぜなら、その人はあなたの人生の責任をとってくれないからです。
実際筆者も、上司に言われました。
しかし、営業をやめて事務職に転職した今は穏やかに日々を過ごせています。
他人の言うことは当てにせず、自分の向いてないやめたいという気持ちに素直になりましょう。
営業じゃない仕事はある
世の中の仕事は営業職だけではありません。
特に専門性もない文系大学出身だと営業に就くことが多いだけで他にも職種はたくさんあります。
たとえば、筆者が勤める団体法人の事務職もその1つです。他にも以下のような職種があります。
- 人事・総務などの管理系
- 経理
- 販売職
- 公務員
- 大学職員
このように営業じゃない仕事はたくさんあるので、もっと視野を広げてみましょう。
心身を壊す可能性が高い
営業をつらいと思ったまま続けていると、心身を壊す可能性が高いです。
営業職は、肉体的にも精神的にも消耗する仕事です。
我慢したまま続けていたらいつか壊れてしまいます。
実際筆者は、過労とストレスが原因で発症する「帯状疱疹」という病気になりました。
帯状疱疹とは
ストレスや心労、老齢、抗がん剤治療・HIVの進行、太陽光等の刺激などにより、免疫力が低下すると、ウイルスが神経細胞を取り囲んでいるサテライト細胞の中で再度増殖する(再活性化)。 この増殖によって生じるのが帯状疱疹である。
↓リンク先に写真がありますが、痛々しい画像なので、苦手な人は見ない方がいいかもしれません。
引用元 https://ja.wikipedia.org/wiki/帯状疱疹
この病気は通常50歳以上の人が加齢による免疫低下で発症することが多いそうです。(僕は20代でなりました、、、笑)
周りも、胃腸炎、うつ病など心と体を壊してやめていく人が後をたちませんでした。
このように営業がつらいまま仕事を続けていると心身を壊してしまう可能性が高いです。
いやいややるのはお客さんにも失礼
いやいや仕事をするのはお客さんにも失礼です。
後ろ向きな姿勢で仕事をしていると、どこかで大きなミスを起こすからです。
筆者は銀行員でしたが、段取りの甘さから決済の手続きが間に合わず、お客様に大迷惑をかけたことがあります。
つらい、やめたいと思いながら仕事をしていると甘えが出てしまい、重大なミスにつながります。
甘えた姿勢で仕事をするのはお客さんにも失礼です。
【実体験】銀行の営業をやめて団体法人の事務職になった話
営業をやめてもいい理由をお伝えしてきましたが、ほんとうにやめても大丈夫なのか、不安ですよね。
そこで、実際に銀行の営業をやめて団体法人の事務職へ転職した筆者の話を、簡単に紹介したいと思います。
銀行の営業はきつかった
銀行員の営業はとてもきつかったです。
理由を挙げればキリがありません。
- 体育会系の風土
- お金のことなのでミスが許されないプレッシャー
- 厳しいノルマ
- 上司からの詰め、パワハラ
- どしゃぶりの雨の日も、35度以上の猛暑の日も外回り
過剰なストレス、肉体的疲労によりしょっちゅう体調を崩していました。
事務職で穏やかに働いている今となっては、よく7年間も働いていたなと思います、、、笑
銀行員は潰しがきかない?
毎日地獄のようだったので、すぐにでもやめたい、転職したいと思っていました。
しかし、上司から銀行員は潰しがきかないと言われます。
- お金という特殊な商品を売ってるから他の会社の営業はできない
- お金に強いといっても経理ができるほどではない
- 資格も銀行でしか活かせない資格だから他の業種では意味がない
「銀行員は転職できない、ここでがんばれ」と上司から言われた筆者は素直に信じてしまいました。
「自分は他では通用しない」
「ここで頑張るしかないんだ、、、」
そう思いひたすら地獄のような日々を耐え続けました、、、
勇気を出して応募してみたらあっさり内定
他ではやっていけないと思い、つらい日々を耐え続けていましたが、限界が訪れました。
「もう無理だ」
「なんでもいいからとにかくここから逃げたい」
そう思った筆者は、勇気を出して転職活動をはじめました。
「今よりマシならなんでもいい」
そんな気持ちでとりあえず1社応募してみました。
その結果、あっさり内定。1ヶ月半ほどで転職活動は終わりブラック企業から抜け出せました。
もっと早く行動すればよかった
今思うのはもっと早く行動すればよかったということです。
他では通用しないという上司の言葉を信じて7年間も耐えていました。
しかし、実際はたったの1ヶ月半で転職活動終了。
なにごともやってみなければわかりません。
営業がつらくて仕方ない人は、まずは行動してみませんか。
具体的な転職活動のやり方については、下記の記事で紹介しているので合わせてチェックしてみてください。
営業をやめた後おすすめの転職先と働き方
では、実際に営業をやめた後はどうすればいいのか。
おすすめの転職先とその後の働き方を紹介します。
おすすめは準公務員
おすすめの転職先は準公務員です。
実際に筆者はこの職種につきましたが、以下のような条件で働いています。
- ワークライフバランスが整っている
- ルーティーンの仕事
- ノルマなし
- 仕事がラク
- ストレスが激減し、健康になる
営業がつらくてもっとのんびり働きたい人におすすめな職種です。
年収が若干下がる
準公務員のデメリットは、若干年収が下がることです。
非営利の組織なので、売上という概念がなく、国から出ているお金が収入源です。
実際筆者が転職エージェントに相談したときは「年収400万円台→年収300万円後半」になるだろうと言われました。
でもワークライフバランスは抜群、きちんと勤めていけば年収は上がっていくのであまり気にしなくていいでしょう。
ストレスの少ない仕事✖️副業
営業をやめて準公務員に転職した後は「ストレスの少ない仕事✖️副業」という働き方がおすすめです。
準公務員のようなストレスの少ない仕事は年収が下がることが多いので、副業で補うという考え方です。
筆者の場合は
「準公務員✖️ブログ・Webライター」
という働き方を目指しています。
ストレスの少ない仕事で生活費を安定的に稼ぎつつ副業を育てていく。
これが、営業をやめた後のおすすめの働き方です。
一旦休もう。休職しながら転職活動するのもあり
次に、「転職活動なんてする余裕ない、もう無理」という方に向けて対処法をお伝えします。
本音を言えば、すぐにでもやめたいけどそれはできないという人は一旦休みましょう。
そして休んでいる間に転職活動するのがおすすめです。
もう限界なときは一旦休もう
もう限界なときは一旦休みましょう。
なぜなら、極限状態では良い判断ができないからです。
筆者も、今では前職をやめて正解だったと思っていますが、当時はやめられないと思い込んでいました。
人は追い詰められると視野が狭くなってしまいます。
まずは体を休めて、正常な判断能力を取り戻しましょう。
休職中でも転職活動はできる
休職中でも転職活動はできます。
労働者には、職業選択の自由があるからです。
○ 日本国憲法(昭和21年憲法)第22条第1項においては、「何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択 の自由を有する。」と規定されており、これは、職業選択の自由を保障しているものである。
○ この「職業選択の自由」は、自己の従事する職業を決定する自由を意味しており、これには、自己の選択した職業を遂行する自由、すなわち「営業の自由」も含まれるものと考えられている。厚生労働省:https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002x4pz-att/2r9852000002x4v6_1.pdf
会社を休職して転職活動を行うことは違法でもなんでもありません。
1〜3ヶ月休職して、その間に転職活動をするのもアリです。
おすすめは有給をとって転職エージェントに相談
「そうはいっても休職するのはちょっと、、、」
という人には、有給をとって転職エージェントに相談に行くのがおすすめです。
なぜなら転職のプロの客観的な意見を聞けるからです。
筆者もリクルートエージェントに相談に行きました。
今の自分の状況や悩みを聞いてもらうだけでもラクになります。
まずは1日有給をとって転職エージェントに会いにいきましょう。
\ 無料相談してみる /
営業がつらいなら自分に合った環境へ逃げよう
この記事では、営業がつらくてやめたい人へやめても大丈夫な理由とその後の働き方について解説しました。
- 営業がつらい理由
- ノルマがつらい
- そもそも人と話すのがつらい
- パワハラがつらい
- 社内、取引先との人間関係がつらい
- 接待がつらい
- 営業をやめても大丈夫な理由
- 営業には向き不向きがある
- 向いてないと思ったらやめていい
- 営業じゃない仕事はある
- 心身を壊す可能性が高い
- いやいや働くのはお客さんに失礼
- 【実体験】銀行の営業をやめて団体法人の事務職になった話
- 営業をやめた後おすすめの転職先と働き方
- おすすめは準公務員
- 年収が若干下がる
- ストレスの少ない仕事✖️副業
- 一旦休もう。休職しながら転職活動するのもあり
- もう限界なときは一旦休もう
- 休職中でも転職活動はできる
- おすすめは有給をとって転職エージェントに相談
ポイントは、営業がつらいという気持ちをがまんせず行動することです。
まずは、1日有給をとって転職エージェントに相談に行くことからはじめてみましょう。
おすすめの転職エージェントについては下記の記事で紹介しているので合わせてチェックしてみてください。