「銀行員をやめたいけど、ほんとうにやめていいのかな?」
「世間体や福利厚生はいいしやめて後悔しないかな?」
「実際にやめた人はどうなのかな?本音を聞きたいな」
このいった悩み・疑問に応える記事です。
- 銀行員をやめて後悔したか
- 銀行員をやめてよかったこと
- 実際に銀行員をやめた人の本音
- 銀行員をやめて周りから言われたこと
- 銀行員におすすめの転職先
- 銀行員が転職するときのポイント
こんにちは、この記事を書いたしょうといいます。
僕も新卒から7年間銀行員をやっていたので同じような気持ちをもっていました。
29歳のときに倍率60倍のホワイト企業の事務職へ転職し、今ではまったりと働いています。
この記事は、以下の人に向けて書いています。
結論、銀行員をやめてOKです。後悔はまったくありません。
僕は銀行員をやめてストレスが激減したから。
実際に銀行員をやめた僕がリアルな本音をお伝えします。
この記事を読めば、銀行員をやめてあなたにあった仕事でゆるく働けるようになりますよ。3分で読めるのでぜひチェックしてみてください。
銀行員をやめて本当によかった!実際にやめた筆者が本音を暴露します
結論、銀行員をやめて本当によかったです。なぜなら仕事に対するストレスが激減したから。
銀行員時代はストレスだらけでとてもつらい日々を過ごしていましたが、やめたらストレスが激減し毎日を楽しめるようになりました。
以下からその理由を説明していきます。
- ノルマから解放された
- 体育会系・昭和の組織風土から解放された
- 細かい事務から解放された
ノルマから解放された
銀行員をやめてノルマがなくなり、ストレスが激減しました。
ノルマには終わりがありません。
融資・預金・年金・カードローン等たくさんのノルマを抱え、それらを達成するために毎日営業を繰り返します。
そんなつらい日々から解放されストレスはほぼなくなりました。
体育会系・昭和の組織風土から解放された
銀行員特有の体育会系・昭和の組織風土から解放されました。
銀行では令和になった今でも昭和の価値観が残っています。
- 厳しい上下関係
- 休みをとった翌日は他の職員に謝る
- 飲み会への強制参加
- 飲み会の次の日に参加者への挨拶
- 朝は30分前に出勤して先輩の仕事の準備
今ではこの風土から解放され、のびのびと仕事に取り組めています。
細かすぎる事務から解放された
銀行特有の細かすぎる事務から解放されました。
銀行員時代は、事務が細かすぎて書類がなかなか完成しませんでした。
- そもそも記入する書類が多すぎる
- 字が汚いとダメ(お客様が書いたのに)
- 書き間違いは許されない
- 代筆はNG
- 上司からのチェックが厳しすぎる
上司が全然ハンコを押してくれなくて書類作成に時間がかかりました。
現在の会社では、上司がすぐにハンコを押してくれます。それくらい銀行の事務は細かいのでしょう。
あるときはお客様に書いてもらった書類を代筆と疑われて書き直しを命じられました…
銀行員を辞めて後悔したこと?ありません!
結論、銀行員を辞めて後悔したことはありません。
世間的に、銀行員はステータスが高いのでやめたら後悔すると思われているでしょう。
しかしそれは、銀行の種類やその人の状況によって変わります。
僕の場合は銀行員をやめても後悔はありませんでした。その理由を説明します。
- ノルマがなくなってストレスが減ったから
- 給料が増えたから
- 休みが増えたから
ノルマがなくなってストレスが減った
銀行員をやめたらノルマがなくなりストレスが激減しました。
ノルマを達成しなければならないプレッシャーがなくなったから。
銀行員をやっていると、ノルマを達成するにはどうすればいいか常に考えなければいけません。
- どのお客様に商品をセールスしようかと考えるストレス
- ノルマが足りないときの契約とるまで帰れま10
- 契約が取れなかったときの上司からの詰め
- 月末の追い込み
銀行員をやめて上記のようなストレスがなくなりました。
ノルマがないだけで仕事がとっても楽になりました
給料が増えた
銀行員をやめて給料が増えました。
僕が勤めていた信用組合は民間の平均と比べて給与が少なかったからです。
一般的に、銀行は給料が高いイメージがありますが実際はそうでもありません。
高いのはメガバンクなどの一部の銀行。転職した現在の給料は銀行員時代の上司の給料とあまり変わりませんでした。
人によりますが、銀行員をやめても給料が増えることがあるでしょう。
休みが増えた
銀行員をやめて休みが増えました。
休日の地域イベントへの出席・資格試験の受験等がなくなったからです。
銀行員は、土日も仕事関連のイベント・試験に参加しなければなりませんでした。
- 夏祭りの手伝い
- 商店街の福引の手伝い
- 商店街の新年会・忘年会
- 資格試験の受験
上記のように様々な行事に駆り出されます。また、資格試験は自己啓発の一環として扱われるため、振替休日・休日手当はありませんでした。
銀行員をやめて、こうした休日の仕事がなくなり休みが増えました。
実際に銀行員をやめた筆者の本音
世間的には、銀行員はステータスが高く、やめるのはもったいないと思うかもしれません。銀行員をやめたら後悔するのでは?とやめるのを躊躇する人もいるでしょう。
実際に銀行員をやめた僕の本音は以下の通り。
「銀行員をやめてほんとうによかった」
人によるかもしれませんが、僕はほんとうによかったと思っています。その理由について以下から説明していきます。
- ストレスが激減し人生が楽しくなったから
- 日曜夜に吐きそうにならないから
- 給料が上がったから
- 銀行の将来性も不安だから
ストレスが激減し人生が楽しくなった
銀行員をやめてストレスが激減し人生が楽しくなりました。
- 過剰なノルマ
- 張り詰めた人間関係
- 過酷な長時間労働
- パワハラ・セクハラ・カスハラ
上記のようなストレスがなくなり、毎日を楽しめるようになりました。銀行員時代は日曜の夜に仕事のことを考えて憂鬱になっていましたが、今はおだやかに過ごせています。
「ひどいときは胃痛や吐き気がしていましたが、今はそんなことはまったくありません」
給料が上がった
めずらしいケースかもしれませんが、僕は銀行員をやめて給料が上がりました。銀行員時代は残業代が認められなかったり、成績が悪いとボーナスがカットされたりしていたからです。
今の仕事は残業代は必ず認められるし、ボーナスがカットされることもありません。ボーナスは銀行員時代のトップ営業マンとほぼ同じ金額をもらえています。
勤めていた銀行と転職先の業種によりますが、銀行員をやめて給料が上がることもあるでしょう。
銀行員の将来性も不安
昔と違い銀行員の将来性も不安な時代になりました。ネット銀行やコンビニのATMが普及し、銀行の役割が減ってきたからです。大手銀行でも店舗やATMを減らし、人員削減も進んでいます。
この不安定な時代に銀行員だから安心だと、思考停止して勤めているのは危険かもしれません。
実際に銀行員をやめてまわりから言われたこと
銀行員をやめるとまわりから何か言われそう
銀行に就職がきまったとき喜んでくれた親にも申し訳ない
時代が変わったとはいえ、銀行員は安定したステータスの高い仕事というイメージがあります。
銀行員をやめたときにまわりから何か言われることを想像して退職を躊躇してしまう人もいるかもしれません。
そこでここからは実際に銀行員をやめた僕がまわりから言われたことを紹介していきます。
- 顔色がよくなった
- 表情がやわらかくなった
- ほんとうによかった
銀行員をやめて顔色がよくなったと言われた
銀行員をやめて顔色がよくなったと言われました。
ストレスが減って健康的な生活になったから。
肌荒れは改善し、真っ青だった顔色は血色がよくなりました。
自分では気づきませんでしたが、親や友人からはいつも顔色が悪くて心配だったと言われました。
銀行員をやめて表情がやわらかくなったと言われた
銀行員をやめたら表情がやわらかくなったと言われました。
ノルマ・パワハラ・長時間労働がなくなり、余裕ができたからでしょう。
銀行員時代はいつもイライラして余裕がない表情をしていたそうです。退職後は笑顔も増え、表情がやわらかくなりました。
銀行員をやめてほんとうによかったねと言われた
銀行員をやめたらほんとうによかったねと言われました。
僕が苦しんでいるのを家族・友人は心配してくれていたようです。
自分では気づきませんでしたが、当時は言動や様子がおかしかったそうです。あのまま続けていたら取り返しのつかないことになっていたかもしれません。
心配させてしまった家族・友人を安心させられた点からも銀行員をやめてほんとうによかったです。
銀行員の激務に疲れた人へおすすめの転職先
銀行員の激務に疲れた人は今よりラクな仕事がしたいと思っているかもしれません。
そこでここからはノルマがなくマイペースに働けるおすすめの転職先を紹介します。
- 経理職
- 準公務員
- 公務員
経理職
1つ目のおすすめ転職先は経理職です。
- 銀行員時代の知識・経験をいかせる
- ノルマに追われない
- マイペースに働けるデスクワーク
上記の理由からおすすめの転職先です。ただし、簿記の取得は必須でしょう。経理職の求人では簿記2級所有者という条件が多いです。
最低でも簿記3級を取得してから、2級の勉強と並行して転職活動をするのがおすすめです。
準公務員
2つ目のおすすめ転職先は準公務員です。
準公務員とは民間が運営していて、仕事内容は公務員に近い公共サービスを行っている組織です。
おすすめの理由は以下の通り。
- デスクワークのルーティーン作業が中心
- ノルマがなく決まったことをこなせばいい
- 銀行員の正確性・誠実さがいかせる
たとえば団体法人・財団法人・独立行政法人などが該当します。僕が転職した先も準公務員にあたります。銀行員の激務に疲れ、のんびりと働きたい人におすすめの転職先です。
公務員
最後のおすすめ転職先は公務員です。おすすめの理由は以下の通り。
- 銀行員の誠実さと正確性をいかせる
- ノルマなし
- 安定性・世間体もいい
また、近年民間からの社会人経験枠採用が増えています。公務員試験勉強が不要な上、受験年齢制限の引き上げが行われています。
ノルマがなく安定した仕事をしたい人にとってチャンスと言えるでしょう。
銀行員の転職活動のポイント
おすすめの転職先はわかったけど、簡単に転職できたら苦労しないよ。
銀行員が転職活動をするときに気をつけるポイントはあるのかな?
銀行員におすすめの転職先をお伝えしてきましたが、簡単に転職できたら苦労しませんよね。そこでここからは銀行員の転職活動のポイントをお伝えします。
銀行員の転職活動のポイントは以下の通りです。
- 銀行員の強みをいかす
- 決算期をさける
- できれば20代のうちに転職する
- 退職理由・転職理由はポジティブに
- 転職エージェントを利用する
- 退職代行サービスの利用も検討する
銀行員の強みをいかす
銀行員は転職市場で評価が高いです。誠実で基本能力が高いと思われているからです。一般的に、銀行員はエリートというイメージがあります。
このイメージを最大限利用しましょう。事務作業の正確性・営業で培ったコミュニケーション能力をアピールし、銀行員の強みをいかしましょう。
決算期を避ける
転職活動を行うときは、銀行の決算期である3月・9月は避けるのをおすすめします。転職することを上司に報告しても忙しくて相手にされない可能性があるからです。
たとえば6〜8月・11〜2月などに活動して内定をもらい、決算前に退職を伝えるとよいでしょう。
できれば20代のうちに転職する
できれば20代のうちに転職することをおすすめします。20代が銀行員としての強みを最大に活かせる時期だからです。
以前より転職が一般的になったとはいえ、30代になると未経験転職はきびしいです。特に銀行員が身につけるスキルは、銀行内でしか通用しないものが多いです。
未経験の職種に転職するとなると一から知識を学び直す必要があります。その場合は30代よりも20代のほうが有利でしょう。
違う職種・業種に転職する場合は20代のうちに動くことをおすすめします。
退職理由・転職理由はポジティブに
銀行員をやめたい理由はネガティブなことが多いです。しかし面接でそのまま話すのはおすすめしません。うそをついてはいけませんが、ポジティブな理由に言いかえましょう。
・営業やだ
→売上目標に左右されず顧客のために貢献したいと思ったから
・ノルマやだ
→顧客1人1人のためにじっくりと向き合いたいと思ったから
・残業やだ
→メリハリをつけ自己研鑽に時間を使いたいから
転職エージェントを利用する
仕事をやりつつ転職活動を行うのは想像以上に大変です。特に銀行員は忙しく時間や余裕がありません。そのため転職エージェントを利用するのがおすすめです。
- 自分でやるより効率がいい
- 転職のプロにサポートしてもらえる
- 無料
- 非公開求人に応募できる
転職のプロの力を借りて転職をスムーズに進めましょう。
\ 無料相談からはじめよう /
退職代行サービスを利用する
退職を言い出しづらかったり、退職時にもめそうなときは退職代行サービスを利用するのがおすすめです。職場によっては退職を伝えると理不尽ないやがらせを受ける場合があります。
- ノルマを達成するまでやめさせない
- 有休消化を認めない
- 退職届を受け取らない
実際僕は、退職するとき有休消化を認めてもらえず最終日まで残業していました。権利なんだから無視して有休取得すればいいと思うかもしれませんが、職場の雰囲気や上司によって言い出せないこともあります。
退職代行サービスを利用すれば退職時の会社とのやりとりを代行してくれます。有休消化の交渉も可能です。退職手続きが心配な人は退職代行サービスを利用するのがおすすめです。
※有休消化の交渉ができるのは弁護士・労働組合運営の業者だけなので注意しましょう。
まとめ 銀行員をやめたいなら今日から行動しよう
今回の記事では、実際に銀行員をやめた僕が本音を書きました。
まとめると
- 銀行員をやめてほんとうによかった
- 銀行員をやめて後悔はない
- まわりからもほんとうによかったと喜ばれた
銀行員をやめたいなら今日から行動しましょう。
行動しないでいると銀行員からの転職は不利になっていきます。
年齢を重ねると未経験業界への転職が不利になるから。
まずは転職エージェントに相談しながら考えてみるとよいでしょう。
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銀行員をやめたいなら行動あるのみです。今日から一歩を踏み出してみてください。