「別にやりたい仕事があるわけでも稼ぎたいわけでも無い」
「ただただ今の仕事がつらい、もっとラクな仕事がしたい」
「でもこんな意識低い自分に転職できる気がしない
こんな悩みがありませんか?
仕事ってほんとうにつらいですよね。別に好きなことを仕事にしたいとか出世したいとか思ってるわけではない。
ただもっとラクに働きたいだけですよね。僕もそうでした。ブラック企業に就職し、胃が痛くなりながら満員電車に揺られる日々。
そんなつらい日々から抜け出すために、少しずつ行動し倍率60倍のホワイト企業に転職することができました。
この記事では僕が実際に行ったがんばらない転職活動の方法についてお伝えします。今のつらい仕事から抜け出すヒントになると思うので、ぜひ一読してみてください。
【プロフィール】
- アラサー会社員
- 新卒でブラック金融機関に7年勤める
- 29歳で倍率60倍のホワイト企業事務職に転職成功
- ブラック企業からの脱出について発信
現在は誰にでもチャンスがある大転職時代
そもそもスキルも実績もない意識低い系の会社員が転職できるのでしょうか。
結論、転職市場が活発になっている現在は転職が成功する確率が高いです。
なぜならコロナ禍で採用活動を一時中断していた企業が求人募集を再開しはじめているからです。実際、パーソルキャリア株式会社が運営するdodaが「転職市場予測2023上半期」で以下のような予測をしています。
- 営業・IT・通信など14の分野で求人が増加傾向
- 2020年を底に、企業の業績が回復、現在業績好調の企業が増えている
- 少子高齢化を背景に、将来を担う若手人材の育成をしようという動きが増えている
- 転職が身近になり、第2新卒採用が増え、未経験転職のチャンスも広がっている
参考:doda
このように今は求職者にとって大きなチャンスが訪れていると言えます。特別なスキルや実績がなくても転職できる可能性は十分あるでしょう。
意識低い系会社員の転職活動
では、具体的な転職活動の方法について紹介します。筆者はスキルも実績もない意識低い系の会社員でした。
そんな筆者でも倍率60倍のホワイト企業の選考を突破できた転職活動のやり方について紹介します。
結論、次の6STEPです。
- STEP1 やりたくないこと、嫌なことをはっきりさせる
- STEP2 苦痛じゃなく普通に働ける仕事という基準で求人を検索する
- STEP3 YouTubeで転職活動の基礎を学ぶ
- STEP4 転職サイトで履歴書・職務経歴書を作る
- STEP5 転職エージェントに登録し、相談する
- STEP6 ひたすら応募する
順番に説明していきます。
STEP1 やりたくないこと・嫌なことをはっきりさせる
STEP1としてやりたくないこと・嫌なことをはっきりさせましょう。なぜなら自分の嫌いなことがわかれば苦痛じゃない仕事が見つかるからです。
たとえば今の仕事で嫌なところを紙に書き出してみてください。筆者の場合だと以下のような感じです。
- 営業が嫌だ
- 毎朝ノルマで詰められるのが嫌だ
- 飲み会、接待が嫌だ
- サービス残業が嫌だ
- 外回りするのが嫌だ
- スーツにネクタイで仕事するのが嫌だ
- 個人のお客様相手の仕事が嫌だ
- 有給が取れないのが嫌だ
- プレッシャーの大きい仕事は嫌だ
このように書き出していくと、自分の嫌いなことがはっきりしてきます。あとは書き出した嫌なことを排除していけば、自分にとって苦痛じゃない仕事が見えてくるでしょう。
以下の本を参考に、書き出してみると思考が整理できるのでおすすめです。
STEP2 苦痛じゃなく普通に働ける仕事という基準で求人を検索する
次に、先ほどのSTEP1を参考に「自分にとって苦痛じゃなく普通に働ける仕事」という基準で求人を検索しましょう。
というのも苦痛じゃないというだけで仕事のストレスが大幅に減らせるからです。われわれ意識低い系の会社員は、やりたいことを探すよりもストレスが少ない仕事を探したほうが幸せになれます。
たとえば筆者の場合は以下のような感じです。
- 営業が嫌だ→事務職
- サービス残業が嫌だ→定時で帰れる公務員的な仕事
- 有給取れないのが嫌だ→年間休日125日以上の仕事
- プレッシャーが大きい仕事は嫌だ→ルーティーン的な仕事
このように自分にとって苦痛じゃない仕事を選ぶことで、ストレス少なく働ける仕事が見つかるでしょう。
STEP3 YouTubeで転職活動の基礎を学ぶ
3つ目のSTEPはYouTubeで転職活動の基礎を学ぶことです。なぜならスキマ時間に気軽に学べるからです。
転職活動にもやり方があります。自己PR・志望動機・職務経歴書の作り方など、基礎を学ぶことは重要です。
YouTubeならスキマ時間に気軽に学ぶことができます。しかも無料です。実際筆者も応募書類の書き方から面接対策までYouTubeのみで勉強しました。
おすすめはサラリーマンYouTuberのサラタメさんです。この人の動画を見ておけば間違いないと思います。
毎日忙しい会社員はYouTubeで気軽に転職活動について学びましょう。
STEP4 転職サイトで履歴書・職務経歴書を作る
次に転職サイトを使って履歴書・職務経歴書を完成させましょう。転職サイトにはテンプレートが用意してあり、その通り作るだけで80点の書類が作成できるからです。
実際筆者も転職サイトのテンプレート通りに作った書類で倍率60倍の選考を突破しました。テンプレート通りに作るだけなのでむずかしくありません。
具体的な書類の作り方は下記の記事で解説しているので合わせてチェックしてみてください。
STEP5 転職エージェントに登録・相談する
履歴書・職務経歴書ができたら、転職エージェントに登録・相談しにいきましょう。なぜなら転職活動に強制力が働くからです。
毎日仕事をこなし、そのスキマ時間に転職活動をするというのは想像以上にハードです。自分で全てやろうとするとほぼ100%挫折します。
その点、転職エージェントに登録すれば強制力が働きます。実際筆者も転職エージェントに登録し、相談してから本格的に転職活動を始めることができました。
このように、強制的に転職活動を行えるよう転職エージェントを利用しましょう。
おすすめはリクルートエージェントです。
詳しくは下記の記事で解説しているので合わせてチェックしてみてください。
STEP6 とにかく応募する
最後の STEPはとにかく応募しましょう。なぜならそもそも応募しないと転職できないからです。
何を当たり前のことを言っているんだと思うかもしれません。しかし、転職したいけどあれこれ悩んでばかりで応募できないという人は多いのではないでしょうか?
実際筆者も「転職するぞ!」と決意してから約1年半もの間応募することができませんでした。その後、勇気を出して1社応募したら、あっさりと内定が出て今の会社に転職できました。
このように応募すれば意外とうまくいくこともあります。とりあえずやってみようかなという軽い気持ちでいいのでとにかく行動してみましょう。
\ 登録無料/
意識低い系転職活動のポイント
ここからは意識低い系会社員の転職活動のポイントについて説明します。
結論、次の3点です。
- 自分にとって苦痛じゃないことを明確にする
- 意識低いことは隠す
- とにかく行動する
詳しく説明していきます。
自分にとって苦痛じゃないことを明確にする
まず大事なのは、自分にとって苦痛じゃないことを明確にすることです。なぜならこれがわからないと仕事を選べないからです。
意識低い系の転職活動の最終目標は、自分にとって苦痛じゃない仕事に転職すること。そのためには、自分にとって苦痛じゃないことは何なのかを明確にする必要があります。
たとえば筆者の場合は以下のような感じです。
- 地味でもコツコツと積み上げること
- ルーティーン的に同じことを繰り返すこと
- やりがいがなくても負担の少ないこと
これらが当てはまる仕事として今の事務職を選びました。このように自分にとって苦痛じゃないことを明確にしましょう。
意識低いことは隠す
転職活動中は意識低いことを隠しましょう。なぜなら選考で落とされる確率が高いからです。
当たり前ですが、企業はやる気があって自社に貢献してくれる人材を欲しています。そこに意識低いオーラ全開でいったら採用されない可能性が高いでしょう。
事務職への応募者の例をあげます。
- 前職は営業職だったので、周りの人と積極的にコミュニケーションをとれます。
- 前職は営業職でしたが、辛かったので事務職を応募しました。
上記のような2人がいたら前者が採用される可能性が高いです。嘘をつく必要はありませんが、できるだけポジティブな発言をするように心がけましょう。
とにかく行動する
最後のポイントはとにかく行動することです。行動しないと現状は変えられないからです。
転職活動に悩む人は以下のような状態に陥りやすいです。
- 転職サイトに登録はする
- 求人を眺めているだけ
- 転職サイトの自己分析ツールをやってみるだけ
このように準備ばかりで実際に応募していない状態になってしまい、肝心の面接に進むことができません。
- 履歴書・職務経歴書を作る
- 転職エージェントに登録して相談に行く
- 実際に応募して選考を受ける
このように実際に採用試験を受ける行動をしないと現状は変わりません。大変だと思いますが、これまで紹介した方法で少しずつでも行動していきましょう。
まずは転職エージェントに登録するのがおすすめです。
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意識低い系会社員におすすめの仕事
最後に参考として、意識低い系会社員におすすめの仕事を紹介します。
結論、準公務員の事務職がおすすめです。
理由は以下の通りです。
- 公務員試験なしで公務員のような待遇の仕事ができる
- ワークライフバランスは抜群
- ルーティーンの仕事が多い
あまりなじみのない職業だと思うので、詳しく説明していきます。
公務員試験なしで公務員のような待遇の仕事ができる
1つ目の理由は、公務員試験なしで公務員のような待遇の仕事ができることです。安定を求めて公務員を志望する人は多いですが、難関な試験勉強に挫折しあきらめる人もいます。
しかし、準公務員は民間企業が雇い主となるため公務員採用試験の受験は不要。仕事内容は公益性の高い仕事なので、公務員に近い待遇で働けます。
実際、筆者の勤める団体は以下のような待遇で働くことができています。
- 月1〜2回の繁忙日をのぞいて基本定時帰り
- 東京都特別区と同じ給与体系
- 最低でも月1回有給消化
このように、準公務員は試験なしで公務員の待遇を受けられるお得な職業と言えるでしょう。
ワークライフバランスは抜群
2つ目の理由は、ワークライフバランスが抜群なことです。
先ほどもお伝えしましたが、筆者が勤めている団体は以下のように働きやすさは抜群です。
- 基本定時帰り
- 月の残業時間は数時間
- 有給は最低でも月1回取得
- 有給と別に夏季休暇5日間取得
- 育休や産休などの休暇制度も充実
平日も自分の時間を持てて心身ともに余裕ができました。部署によって多少違いはあるようですが、基本的にゆるい環境で働けます。
ルーティーンの仕事が多い
3つ目の理由は、ルーティーンの仕事が多いことです。
筆者の会社も1ヶ月でやることがきっちり決まっており、毎月同じ流れを繰り返します。それだとやりがいがなくてつまらないという人もいるかもしれません。
しかし、意識が低い筆者にとっては心地が良い環境です。このようにルーティーンの仕事が多いので、できるだけラクに働きたいと考える人におすすめの仕事と言えるでしょう。
意識低い系会社員でも転職はできる!自分にとって苦痛じゃない仕事を探そう
今回の記事では、意識低い系会社員に向けてがんばらない転職活動を解説しました。
- 現在は誰にでもチャンスがある大転職時代
- 意識低い系会社員の転職活動6 STEP
- STEP1 やりたくないこと、嫌なことをはっきりさせる
- STEP2 苦痛じゃなく普通に働ける仕事という基準で求人を検索する
- STEP3 YouTubeで転職活動の基礎を学ぶ
- STEP4 転職サイトで履歴書・職務経歴書を作る
- STEP5 転職エージェントに登録し、相談する
- STEP6 とにかく応募する
- 意識低い系転職活動のポイント
- 意識低い系会社員におすすめの仕事
ポイントはいかにラクに行動するかです。
まずは、自分のやりたくないこと・嫌なことをはっきりさせることからはじめるのがおすすめです。それができたら転職サイト・エージェントへ登録し、転職活動を進めましょう。
おすすめの転職サイト・エージェントについては下記の記事で紹介しているので合わせてチェックしてみてください。